2016-02-21

最後のまとめ・『クリエイターEXPO』当日のことと出展した感想

2015年7月1日~3日まで、東京ビッグサイトで開催されたクリエイターEXPOに出展しました。

自分自身のまとめも兼ねて「クリエイターEXPO出展について」を、

  • クリエイターEXPO出展を決めた理由
  • クリエイターEXPO出展までの準備 その1
  • クリエイターEXPO出展までの準備 その2
  • クリエイターEXPO当日のこと
  • クリエイターEXPOへ出展して思ったこと

この5つの項目に分けて記事にしています。

準備のことを中心に書いたのが、
【『クリエイターEXPO』への出展を考えている方へ -出展を決めた理由や準備のこと】という記事と
【続・『クリエイターEXPO』に出展する方へ -準備してヨカッタもの】の記事です。

今回はその続きで、展示会当日のことと、出展して感じたことをまとめます。

クリエイターEXPO当日のこと

大阪から参戦した私は、前日にブースの準備も終えていたので、朝はゆっくりと過ごしてホテルを出ました。会場には30分ほど前に着いたのですが、どのブースの方も比較的ゆっくり会場に来られていたように思います。多くの人がオープニングセレモニーを見るために、一階のイベントスペースに集まっていました。

クリエイターエキスポのオープニングを上から見る

テープカットのときが、とにかく一番たくさんの人が撮影のためにカメラを構える瞬間で、

クリエイターエキスポのオープニング

このたくさんの人たちのカメラは、秋篠宮両殿下に向けられていました。

では、展示会をうまく乗り切るためのポイントを5つ挙げていきます。

1、お昼ごはんは?

これって大事でしょ(笑)?
3日間の展示会期間中もそうだし、展示会が終わったあとにも、体調を崩すなんてダメですよね。「忙しくって、お昼を抜く」という人もいるかもしれませんが、お昼を食べることでリフレッシュもできるので、やっぱりお昼ごはんのことは準備しておきたいものです。

基本的に、各ブースに出展者が一人です。(知人に手伝ってもらって二人でブースにいる人もいましたが)
そのため、お昼ごはんを食べる間は自分のブースを空けることになります。また、会場周辺には飲食店もありますが、混雑することは必至。そう考えると、短い時間でサッと済ませられるように「お昼は持参」するのがよさそうです。

朝、会場へ行くときに、コンビニなどでお昼を用意していく人が多く、私もそうしました。ただ、時間帯によっては朝のコンビニも混雑するので、前の晩や早朝に買っておくと安心ですね。

2、隣近所のブースの方々とは?

クリエイターEXPO開催期間中、すでにもう、来年度のクリエイターEXPOの出展者募集が始まります。7月に開催されていたクリエイターEXPOですが、確か8月末までに申し込むと、出展ブースの場所を選べるという特典がありました。

つまり、通常はどの場所のブースに割り当てられるかは、選べません(角小間は指定できますが)。近くにどんな方がいらっしゃるかは、当日までのお楽しみというわけです。

クリエイターEXPOでは、「こういう人を探そう」と思っている企業の方々が来場するので、そういう方たちと直接話ができる機会です。出展者同士が知り合うため・・・というよりは、仕事に繋がる商談をすることが目的です。
とはいっても、3日間顔を合わせるのですから、やっぱり挨拶したり、情報交換したりするのも大切だと感じました。

それぞれ忙しくしているのですが、お昼やトイレの休憩で席をはずしている間にそのブースに立ち寄った方がいれば、代わりにフライヤーを渡したりもしました。(自分の手が空いていれば、ですが)
同じ「ライター部門」で出展していても得意分野がそれぞれあるので、「そういうことなら、こちらの人が得意ですよ」と紹介しあうこともありました。

変に意識せず、かといって、なあなあにならない。ほど良い距離でフレンドリーに過ごせれば、お互いの仕事のことを話したり、情報交換もできるなど、一人ビジネスの人にはとてもいい時間が過ごせると思います。

3、立って待つか、座って待つか

これは、結論から言うと「立って待つ」がいい。
もちろん、日により時間によっては、人が通らないときもあるので、そんな時は座っています。

ただ、基本的には立って待つのがいい、というのが私の感想です。それは、ふっとお客さんが通ったときやブースに来られたとき、立っていたほうが最初の挨拶や会話がしやすいのが一つ。
もう一つは、実はこれ、「座ってほしい人を選ぶ」のにちょっと効果があるからです。

貴重な時間、いろんなご縁でお客様とお話をするわけですが、どうやら、来場客の中には「は~、疲れた。どこかで座れないかな」という人もいるようです。そういう方でも「座っていいですか」と聞かれたら「はい」と答えなくちゃいけなくはなるのですが、それでも「おや?」と思えば、こちらは座らなければいい。「は~、疲れた」という人は、それでも座っているでしょうが、それに合わせてこちらも座ってしまうと、延々と世間話のようなものに付き合わないといけなくなります。

4、声は張る

オモシロいなぁと思ったのが、お客さんがイスに座って商談が始まると、わりとほかのお客さんもブースに寄ってこられるんですよね。イスに座っているお客さんの後ろから、資料をのぞき込んだり、パンフレットをもらおうとしたり、こちらの説明を聞いてくださっていたりします。

これって、とてもラッキーな状態ですよね。
一度に、おひとりだけでなく他の方にも聞いていただけてる状態です。実演販売をしている気分♪

横で話を聞いてくださって、パンフレットも手に取ってくださって、でも商談用のイスが空いていないからと、時間を置いてもう一度ブースへ来てくださるお客さんも結構いらっしゃいました。

込み入った話でないのなら、商談ではちょっと声を張ってみるのがいいと思います。

5、来場者シートはその日にまとめ!

【続・『クリエイターEXPO』に出展する方へ -準備してヨカッタもの】の記事で、準備したものとして紹介した「来場者シート」。ブースに立ち寄ってくださった方との商談や会話のことをメモするために使うシートです。

クリエイターEXPOでは、とにかく多くのお客様と商談ができたので、その日のうちにホテルでシートのまとめをしていました。

ダダッと書いたメモでしたから、暗号を読み解くように(笑)書き直して、大阪へ帰ってからのアプローチについて整理しました。すぐにお仕事になる商談もさせていただいたので、その日のうちに整理しておくと、ちょっとホッとして、次の日に向けて頭を切り替えることができました。

クリエイターEXPOへ出展して思ったこと

クリエイターエキスポの会場の外

3日間を終えて、まず思ったのは「行ってヨカッタ」ということ。

関西でこれだけの規模での展示会は、経験したことがありませんでしたし、こんなに商談ができる展示会というのも初めてでした。

「ビジネスの中心って、やっぱり東京なのかなぁ」なんて改めて思うことも多くありました。商談が進んで「あ、そっか、大阪の人かぁ」と言われてしまうこともありました。(私は、東京だろうとどこだろうと、どこへでも行けると思っているのですが)

じゃあ、関西の人間は東京の展示会に出るのはムダか?と聞かれれば、それはNo。お仕事に繋がった商談もさせていただけましたし、今でもクリエイターEXPOでお会いした会社とお仕事をさせていただいています。
また、どんな業種の企業が、どんな人を探しているのかを直に聞くことができたのも、行ってヨカッタことです。自分がどういうところへ対して、どんなことができるのかが、明確にもなった気がします。

また、いろんなクリエイターの様子を見ることができたのも、行ってヨカッタことの一つです。同じライター部門の出展者でも、得意分野が異なるのは当然ですが、似たような分野でも打ち出し方はさまざまで、それも勉強になりました。

クリエイターEXPOへ出展して私は、インタビュー取材と文章作成の仕事を「もっとしたい!もっとしたい!」と改めて感じました。それは、こういう場面でインタビューが求められてるんだ、こんな媒体での文章作成が必要とされてるんだということが、改めてよくわかったからです。

行ってヨカッタです、本当に。

最後のまとめ

いかがでしたか?クリエイターEXPOへの出展を迷っている方や、すでに出展が決まり準備を始める方へ、何か参考になることがあればウレシイです。

いろいろと書いたのですが、何か一つだけを伝えるなら「展示会へ出展する目的を明確にしておく」ということが大切だということです。
この記事で書いた、ブースで一緒になるクリエイターさんとのこともそうですが、配布物にしたって「なんのためにこの展示会に出るのか」が明確じゃないと、ただ名刺を集めるだけになってしまったり、チラシを何部配れたのかばかりが気になってしまいます。

せっかくの機会なので、何か目的をもって過ごせたら、きっといろんな発見もあるんじゃないかなぁと感じました。

そうそう。
これはクリエイターEXPOに直接は関係ないのですが、実は私が東京へ行く日。なぜか名古屋を過ぎたあたり…だったと思いますが、新幹線が止まっちゃいました。結構長い間止まっていて、動き出してもたびたび停車して、3時間近く遅れて東京に着きました。
新幹線で事故があった日だったのですね。

事故は仕方ないんですけど、時間に余裕があると慌てなくて済みそうです。準備も、早めに進めておくと安心ですね。

今だけ企画

ただいま準備中です。

できるだけいろんな方のお役に立てる企画をと考えています。

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