2016-01-28

『クリエイターEXPO』への出展を考えている方へ -出展を決めた理由や準備のこと

2015年7月に東京ビッグサイトで開催された「クリエイターEXPO」へ出展しました。
【東京ビッグサイト・クリエイターEXPO 出展しました】のところで書いていましたが、なんとも味気ない記事ですね(苦笑)。

クリエイターエキスポ展示会場

せっかくなので、クリエイターEXPOへ出展しての感想や、準備や当日のことなどを書きとめておこうと思います。 すでに出展を決めている方や、出展を迷っている方の何か参考になることがあれば嬉しいです。

  • クリエイターEXPO出展を決めた理由
  • クリエイターEXPO出展までの準備 その1
  • クリエイターEXPO出展までの準備 その2
  • クリエイターEXPO当日のこと
  • クリエイターEXPOへ出展して思ったこと

5つに分けて書いていきます。
この記事では、「クリエイターEXPO出展を決めた理由」と「クリエイターEXPO出展までの準備 その1」をまとめます。

クリエイターEXPO出展を決めた理由

「どうしてクリエイターEXPOに出たのですか?」と聞かれたら、
「行ってみようと思ったから」という答えになります。

どうしようかなぁと最初は迷いました。
「3日間という開催期間」と「開催場所が東京」ということが、すぐに決断できなかったポイントでした。私は大阪に住んでいるので。

「クリエイターEXPO」のことは、仕事でご一緒した方から聞いて知りました。
それが2014年夏のことで、出展しようかなぁと迷いだしたのが、2015年2月ごろ。

最初に聞いたときは「へぇ、そういうのがあるのね~」程度でしたが、法人化していない人が出展対象だということと、「クリエイターEXPO」ですから、来場する企業もクリエイターを探しに来るという目的を持っていることが、頭に残っていたように思います。

偶然、クリエイターEXPOのサイトを見て、それが以前聞いた「東京で3日間のクリエイターの展示会」だと思い出して、出展を迷い始めました。

迷いだすともうあとは、早い早い。
出展しなかったら「あのとき出展していたら」と後悔するかもしれない。
出展したら「あのとき出展して、大変だった」と後悔するかもしれない。

「じゃ、行ってみよう」というわけです(笑)。

「大変だった。やめといたらよかった」というのは、出展してみないと判断できないなぁと考えたからです。
クリエイターだけが出展する展示会で、クリエイターを探しにくるお客様に会う。 そして「自分の仕事がどう見られるのか」「世の中ではどんなことが求められているのか」を知ることができるというのは、どうなるかなぁという心配よりも断然強かったのです。

クリエイターEXPO出展までの準備 その1

準備については、2つに分けて書きます。 「その1」では、出展を決めてから東京へ向かうまでの準備について。 展示物や配布物についてもまとめます。

1、クリエイターEXPO出展、大阪人に重要な準備とは

準備はいろいろあるのですが、私が出展を連絡するよりも先にしたことは、宿泊場所の確保! ホテルの予約です。 ホテルが取れなかったら諦めようというほど、重視しました(笑)。

3日間の展示会。絶対にヘロヘロになって毎日引き上げるんだろうと考えました。 逆に、ヘロヘロになるぐらいでなければ、せっかく東京で3日間という展示会に出る意味がない!と、そんな気持ちでした。
次の日に備えてちゃんと休めるようにしたかったので、ホテルの確保を一番最初にしました。

2、クリエイターEXPO事務局への提出物

3月ごろに、クリエイターEXPO事務局から出展者情報やPR文書などを提出する案内が来ました。
自分がどういう仕事をしているのか、コンセプトや特長などを普段から気にかけて文章にしていると、ささっと提出できるかもしれません。

A4サイズで簡単にPRするものを提出する必要があったのですが、それまでの出展者さんのものを参考にして作りました。A4サイズにびっしりと、今までに手掛けた仕事の内容を書いている方、イメージが伝わるような表現をしている方など様々でした。これも、普段から自分が大切に考えていることを明らかにしておくとスムーズだと思います。

参考にしようと思って、今までに出展された方のものを見ていくうちに、実際に私自身が、ひとつひとつの資料を丁寧に読み進んではいないことに気付きました。
そこで、できるだけシンプルに言いたいことだけを書くことにしました。凝ったデザインにすると見やすさも増すのでしょうが、ここに時間をかけるのはやめました。

「私は誰なのか」「どんなことができるのか」「何を大切に考えているのか」というぐらいのものです。

3、展示するもの

「ブースに何も貼ってなかったというのは避けたい」ので、まず展示物から考えていきました。

ブースの背面衝立は1500mm幅で、高さは2500mmほど。 けれど実際には、そこへ座っているので高さはその半分ほどだと考えました。幅も隣の衝立との継ぎ目部分の幅を差し引くと、B0サイズ(1456×1030mm)で展示内容を考えていけば充分だと思います。

衝立のサイズに合わせて、A3やA4などのものを張り合わせて展示している方や、衝立に棚を設置して(事務局貸出のもの)いる方もいらっしゃいましたが、私はB0サイズ一枚でポスターを作りました。
これは、設営と撤収作業に時間をかけなくなかったから(笑)。
ポスターもパネルに入れていると見栄えもするのですが、遠方から参戦する人間にとっては荷物になるだけ。 布ポスターで制作して、関西を出発する直前にスーツケースに入れて持参しました。
クリエイターEXPO展示ブース

4、配布するもの

展示するポスターの内容を優先的に考えて、そのあとに配布する資料について考えました。

クリエイターエキスポでのテーブル上

ポスターには、あまり細かくいろいろ書かなかったので(それでも、もっと絞ればよかったと思っています)、会場を後にしてからも見ていただけそうなもの、商談になったときに参考になるものをと考えました。
用意したのは、チラシ・パンフレット・名刺の3つです。

  • チラシ

チラシは、A4サイズ両面カラーで。これは「とりあえず会場を回ってますねん」という方向けに。
また、商談している間にブースに来た方がサッと持って行ってもらえるように置いておきました。用紙もわりとペラペラです。パンフレットの中から「こういうことができます」というものをピックアップして作りました。

  • パンフレット

パンフレットは、A5サイズ冊子。お金をかける優先順位も「チラシよりパンフレット」と決めていました。
冊子は初めて作ったので、ちょっとドキドキしましたが、無事に完成してホッとしました。この展示会で一番の山場だったなかぁ、準備としては。 この冊子が、私の分身になってPRしてくれる存在になるので、時間もかけました。私が作ったのでデザイン性はないのですが・・・。

★パンフレット、まだ余っています(笑)。欲しい!という方はご連絡ください。

  • 名刺

名刺はイベントでの配布用にと、いつも使っているものよりもちょっと安価なもので作っておきました。
イベント配布用に別アドレスを作ったほうがいい、という意見もありますね。とりあえず名刺をかき集めようという人も来場するからなのだそうです。
迷ったのですが、私はいつもと同じ内容を記載しました。
その代わり、名刺交換させていただく方や席で商談になった方だけにお渡ししました。

確かに「とりあえずかき集め」という人、いました。「来た!」という瞬間に、テーブルに置いていた名刺を隠しました(笑)。

5、その他資料

他に当日に使うものとして準備したのは、ポートフォリオです。 大がかりなことがしませんでしたが、今までの成果物で見ていただけるものをファイリングしたり、実物を用意しました。 ホームページには掲載できないもの、お会いしてでしかお見せできないものがありますので、それらを商談で案内することにして準備しました。

展示会出展の準備で大事なこと

クリエイターEXPO出展の準備について、まとめてみました。
出展を決めた方はもちろんですが、今ちょうど出展を迷っている方の参考にもなったら嬉しいです。

展示会は、早めにスケジュールも分かっているのに、日々の仕事もあってついつい開催日が近づいてから慌てることって多いと思います。
私もいつもバタバタしてしまうのですが、そんな中でも今回は
【優先順位をつけること】を重視しました。

考えていく展示物、配布物に優先順位をつけること。
すると、手掛けていく順番も決まるし、盛り込む内容も決まっていきます。

あれとこれと・・・と同時進行でできるのなら、それでももちろんいいと思います。
「うわっ、やばっ、どうしよっ!」となる場合は、とにかく優先順位をつけて、それぞれのゴール(締め切り)を明らかにして予定を立てていくのが良さそうです。

今回は提出物・展示や配布するものについて書きました。
次の記事では「準備するときに役だった」というものをまとめたいと思います。

★2016年1月30日【続・『クリエイターEXPO』に出展する方へ -準備してヨカッタもの】の記事を更新しました。

今だけ企画

ただいま準備中です。

できるだけいろんな方のお役に立てる企画をと考えています。

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