2017-02-20

「今までにない商品」のPR文章作成で届いたお客様の声

「今までどうしてこの商品が作られてこなかったのかと思うんですよね」

と、実際に使う人の「こうだったらいいのに」を実現する可能性のある商品について、PR文章を作成するご依頼をいただきました。
今回は、そんな商品紹介文章の作成をしたお客様からの感想を紹介します。

手帳とペン

商品の詳しい紹介はできないのですが、それは昔からずっと変わらずあるもので「この季節になれば必ず売れる」という商品です。
もちろん、メーカーも何十年もそのまま同じものを販売していればいいとは考えていないので、近年はさまざまなバリエーションのものがつくられています。ただ、「機能」ではなく「見た目」のバリエーションを増やしたというところに留まっているのが現状です。

「使う人にとって、より機能的なものをと考えて作った新商品」のPR文章の作成のご依頼でした。

商品PRで重視したこと

この商品が生まれてから、もう何十年も経っているのに、平成の時代に「今までなかった」ことを実現する商品って、どんなものなんだろうと思いますよね。
ご相談いただいたときに、正直なところ「大丈夫なのかなぁ」という不安もありました。

お会いして話をお聞きすると、なぜ今まで作られてこなかったのかという業界特有の事情もわかり、PR文章を作成することとなりました。
反面、業界には「それを実現するには、まだ越えなければいけない壁がある」という事情もあるのかもしれません。

ただ、ご依頼いただいた商品が、もしかするとその壁を超えるかもしれません。もしくは一石を投じるものになるのかも・・・。そうなってほしいという思いも込めて、作成しました。

商品を買う人と使う人

商品をPRするときに大切なのは、「ターゲットの設定」がまずあると考えます。この商品を求めているのは、どんな人なのか。どんなライフスタイルを送り、なにに興味があり、どんなことに困っているのかなどなど・・。さらに「商品を買う人=商品を使う人」なのかどうかも大切です。

今回の案件は、買う人と使う人がイコールではありませんでした。けれど、「買う人」も今までに使ったことはあるだろうということから、使うときの機能的な課題に焦点を当てながら、買う人の「使う人への思い」に訴えるPR文章を作りました。

ターゲットの設定では、単純にその商品を使う人のことだけを考えればいいわけではなく、その商品がどう使われるのかという利用シーンも想像しながら検討していく必要があります。
こうして文章で書くとややこしいのですが、想像していくのはドラマを考えていくようなワクワク感があって、やっぱり楽しいですね。

商品の紹介文で、どうしても新しい商品・サービスができると、「こんなところがいいんです」「前より、大きく(小さく、軽く)なりました」などの機能的な部分にスポットを当ててしまいがちです。
それも大切なことですが、新しい商品・サービスによって「どんなイイことを手にすることができるのか」というベネフィットを明らかにする必要があると思います。

商品PR文章作成後のお客様の感想

どんな商品のPRなのか・・・、詳細をお伝えできなくてずいぶん抽象的な文章になってしまいましたが・・・。

お客様からいただいた感想を紹介させていただきます。

Q:今回ご依頼いただいたのは?

A: 自社で開発した部材を使用することでメーカー様が新しい商品を製造することができます。市場向けの販促用ツールとして、商品紹介のPR文章がほしいと考え依頼しました。

Q:ヒアリング・取材はいかがでしたか?

A:多方面から質問を受け、こちらの趣旨をご理解いただけたと感じています。

Q:成果物についてのご感想をお聞かせください。

A:自社では表現できない内容に仕上がっていて、とても満足しています。お客様の商品開発をお手伝いしていますので、今後もお願いしたいと思います。

**** ありがとうございました! ****

ヒアリング・打ち合わせでも話題に出たのですが、商品を作る側は、どうしてもスペックなどの機能に目がいってしまいます。それは作り手だからこそ、それまでのご苦労や思いがあるわけで、当然です。そして、PRするときに必要な事柄であることも多いと感じます。

ただ、商品・サービスを利用する側にとっては、PRされる優先順位があるのだと思います。

その優先順位の付け方に迷ったときには、ライターなどの第三者に意見を求めるのも、一つなのかなと感じています。

今だけ企画

ただいま準備中です。

できるだけいろんな方のお役に立てる企画をと考えています。

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